2022.1.29新制限所感【バトスピ】

バトルスピリッツ

どうも、まっつーです。

2021年12月10日に新制限カードが発表されました。

  • 翼神機グラン・ウォーデン
  • 翼神機グラン・ウォーデンREVIVAL
  • 小氷姫クラーラ
  • 超覇王ロード・ドラゴン・零
  • プトレマイオス
  • オワリノ世界 / 天魔王ゴッド・ゼクス -焉ノ型-

上記6種のカードが2022年1月29日よりデッキに1枚しか入れられなくなります。

今回は新しく施行される新制限所感、今後の環境について述べた記事になります。

この記事はこんな方におすすめ!
・新制限について知りたい方
・今後の環境について考えている方
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新制限カード

翼神機グラン・ウォーデン 翼神機グラン・ウォーデンREVIVAL

REVIVAL前のグラン・ウォーデン。

REVIVAL後のカードと同名のカードとして扱われるため制限になってしまいました。

環境で見ることはないので気にすることはないですが復帰される方は注意が必要です。

REVIVAL後のグラン・ウォーデン。

ソウルコアを置くことなく煌臨してマジックを無効にします。

武装が疲労したときに回復する効果は「このスピリット以外」に変更になったためグラン・ウォーデンが2体いると無限アタックも可能になりました。

転醒により煌臨の難易度が低くなったため勝敗を左右する状況が多くなったため制限になったようです。

確かに転醒により低コスト→高コストやネクサス→高コストなど以前より煌臨の難易度は下がりました。

転醒編の白いデッキにはほぼ確定で入った印象です。

ただ筆者の見解は

前回制限にしなかったから今回もしないと思っていました。

前回の制限改訂は氷姫デッキの弱体化を図り<魔導氷姫アガーフィア>を制限カードにしましたがそのタイミングで一緒に制限にするべきだと考えていました。

前回制限になったアガーフィア

実際<魔導氷姫アガーフィア>を制限にしても氷姫のデッキパワーは強く、筆者自身もチーム戦ではありますが非公認大会を優勝しています。

前回制限にしなかったので今の環境はこのスタンスでいくのだろうと思っていたら今回制限カードに指定されたのでタイミングとしてはイマイチなのでは…といった感想です。

制限になったことにより白のデッキ全般が弱体化することは間違いないと思われます。

が、現在環境に存在している白グッドスタッフ(通称白コン)は特にダメージがないと言われています。

よく使われている防御マジックが相手をアタックできなくしたりバウンスしたりなどスピリットを対象にしたカードが多く、耐性を持つスピリットには効果がないためです。

今後の環境がどう動くか要注目です。

翼神機グラン・ウォーデン 翼神機グラン・ウォーデンREVIVAL
・制限は妥当だがタイミング遅くない?
・白いデッキ全般が弱体化
・マジックが通りやすく
・白グッドスタッフ(白コン)はそこまでダメージがないかも
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小氷姫クラーラ

<小氷姫クラーラは>転醒編1章で収録されたカードです。

転醒環境の初期から【白起幻】の確定枠として使われていました。

最近だと主に【氷姫】に使われている他、白いデッキのドローソースとして重宝されています。

そんな<小氷姫クラーラ>ですが召喚時に相手より手札が少ないと同じ枚数になるまでドローするので状況次第では一気にアドバンテージを稼ぐことができます。

能動的なドローに乏しい白が最小1コストで複数枚ドローできるこのカードが許されるわけもなくこの度制限カードになりました。

ただ【氷姫】が環境からいなくなるかと言われるとそうでもないと思っています。

体感なので断言はできないのですが氷姫が勝敗に<小氷姫クラーラ>が絡む場面てあまり無いような気がするからです。

実はクラーラのおかげで勝った場面もあるかもしれないので今後使ってみての確認ってところでしょうか。

クラーラの分枠取れるとも考えることができますので弱体化はあまり影響ないかと思ってます。

小氷姫クラーラ
・白が能動的にドローしにくく
・【氷姫】は環境からいなくならない可能性が高い

超覇王ロード・ドラゴン・零

<超覇王ロード・ドラゴン・零は>転醒編4章で登場したカードです。

メガデッキ「覇王見斬」のテーマ、覇王を強化するために作られたカードですが強力な制圧力のため制限に指定されました。

バースト効果でスピリット/アルティメット/ネクサス/「起幻」を持たない創界神ネクサスを最大3つまで破壊する効果はかなり強力です。

<爆炎の覇王ロード・ドラゴン・バゼルX>で発動すると耐性を無視して破壊。

バゼルXで発動すると耐性無視

<覇王 日昇 ハジメ>で発動すると相手のコスト5以下のスピリット/ネクサスすべての効果を発揮させないのでフィールドを離れるときに転醒するカードを無視しながら破壊することができます。

ハジメで発動すると効果を発揮させずに破壊

攻守ともに優れたバースト効果になっています。

Lv2・3では自分のアタックステップで相手の効果を受けずにバトル終了時に覇王の数だけライフをトラッシュに置くのでフィニッシャーとしても活躍してくれます。

名称がロード・ドラゴンなので<超覇王ロード・ドラゴン・セイバーX>の弾にもなれる点が非常に優秀でした。

セイバーXのライフ回復の弾にすることもできる

そんな<超覇王ロード・ドラゴン・零>が制限になり覇王デッキは弱体化を余儀なくされました。

何より複数カテゴリーを複数枚取れる替えが効かないカードにもかかわらず1枚しか入れられないとなるとかなり苦しいです。

新制限後も覇王が生き残っているかはすごく怪しいところです。

<超覇王ロード・ドラゴン・ゼロ>の制限は意外でしたが妥当な制限だと思っています。

超覇王ロード・ドラゴン・零
・複数カテゴリーを複数枚取れる替えが効かないカード
・セイバーXの回復がしにくく
・覇王の弱体化は間違いない

プトレマイオス

<プトレマイオス>は「コラボスターター ガンダム OPERATION 00」に収録されたカードです。

Lv1・2のメインステップの効果はターンに1回しか使えませんが「CB」がいると2枚ドロー1枚破棄。

Lv2はトラッシュから「ガンダムマイスター」を1コストで召喚できます。

「ガンダムマイスター」は召喚時にドローするのでかなりの速度でデッキを回すこと可能です。

2つのメインステップの効果でデッキを高速で回し、ゲームスピードが速くなることが規制の原因のようです。

ただ【ガンダム00】デッキでは足場となる重要なカードであり、制限カードに指定されることでデッキとして成立しなくなるほど弱体化することになりました。

環境から引きずり下ろすならまだしもデッキとして機能しなくなるような制限の仕方はどうなんだろうと個人的に思っています。

フィニッシャーである<トランザムライザー>ではだめだったのでしょうか。

【ガンダム00】のフィニッシャー

ただ<プトレマイオス>と「ガンダムマイスター」でデッキを回してデッキ破棄するアーキタイプもあったので仕方がないのか…。

それだとしたら【ガンダム00】がかなり不憫です。

プトレマイオス
・【ガンダム00】デッキの足場と起点
・制限だと環境には太刀打ちできない
・別の規制のかけ方ではだめだったのか
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オワリノ世界 / 天魔王ゴッド・ゼクス -焉ノ型-

<オワリノ世界/天魔王ゴッド・ゼクス -焉ノ型->はメガデッキ「魔王災誕」に収録された転醒カードです。

ダブルシンボルで「ゴッド・ゼクス」・「ロクテン」を召喚する際に全色化、自分のアタックステップで「ゴッド・ゼクス」を最高レベルと足場&起点になるネクサスです。

2色以上がアタックすると転醒し「ゴッド・ゼクス」になるため<天魔王ゴッド・ゼクス -終ノ型->と入れ替わることができ、自分のスピリットを6点化することが可能です。

ネクサスの状態でも<天魔王ゴッド・ゼクス -終ノ型->最高レベルになるので【ゴッド・ゼクス】のデッキパワーに貢献していました。

-終ノ型-を格段に使いやすくしてくれた

しかし今回の制限改訂では「ゴッド・ゼクス以外のデッキでも使用されており今後の対戦環境に影響がでるため制限」になったようです。

先攻1ターン目で配置できれば<青の世界>や<緑の世界>配置しやすくなるため混色の【グッドスタッフ】に採用されていました。

また<時空龍クロノ・ドラゴン/時空龍皇クロノバース・ドラグーン>と非常に相性が良く、先攻2ターン目からLv2で召喚できたり、アタックすると転醒してカウントをプラスするのでカウントが1あれば<時空龍皇クロノバース・ドラグーン>のアタック時効果のライフバーンの条件であるカウント3まで簡単に達成することができます。

クロノ・ドラゴンのサポートにもなってしまった

他のデッキに採用されることで環境に影響が出るので制限とのことでしたが前述の<プトレマイオス>と同様に【ゴッド・ゼクス】がかなり割を食ってます。

  • 足場となるシンボル
  • 六天連鎖の達成
  • ゴッド・ゼクス最高レベル
  • 転醒でスピリット/創界神ネクサス除去
  • A面B面どちらも-終ノ型-サポート

これだけの役割をこなしてようやく環境トップまで上り詰めたのにも関わらず、他のデッキで悪さするからと制限にかけられた【ゴッド・ゼクス】はどうしたらいいのでしょうか。

新制限後の活躍は厳しいと思っています。

オワリノ世界/天魔王ゴッド・ゼクス -焉ノ型-
・【ゴッド・ゼクス】の足場&起点
・他のデッキで悪さするから制限に

最後に

新制限の所感について述べていきました。

真・転醒編環境は環境デッキがある程度固定化されていて息も長かったのであまり変化がなかったためこれを機に環境が動くと思われます。

来年発売の真・転醒編4章は白紫がかなり強化されそうなのでかなり期待しています。

それでは今回はこの辺で。

まっつー
まっつー

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

バトスピはバトルスキー、デジモンカードはバンロビオーガナイザーとして大会を開き、カードゲームの普及に尽力している1児の父。
ブログ内容は新規に向けたTCGサプライ・カードの揃え方や快適なTCGライフを送れるようなライフハックをお届け。
バトスピはチャンピオンシップエリア代表・世界大会25位の実績。
勝つための考え方や構築論もお伝えしていきます。

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